こんにちは!hiroKKです。
東海エリア中心に趣味で登山をしております。
鈴鹿セブンマウンテンとは?
鈴鹿山脈(三重県と滋賀県との県境沿いに位置する山脈)の藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳の7山のことです。
これらは1964年(昭和39年)に近畿日本鉄道、朝日新聞および名古屋テレビが中心となって開催した登山大会が起源と言われています。この大会では参加者が自由に登る山を決めて挑戦する内容で、この時選ばれた山が藤原岳~入道ヶ岳の7山です。それ以降、この7山は鈴鹿セブンマウンテンと呼ばれ続けました。(現在この登山大会は開催されていません)
■鈴鹿セブンマウンテンの場所
藤原岳について
藤原岳は三重県いなべ市と滋賀県東近江市との境界にある標高1,144mの山です。日本三百名山及び関西百名山、花の百名山に選定されています。また石灰岩地帯特有のドリーネが点在するカルスト地形で「石灰岩の山」や「化石の山」、花が楽しめる「自然の宝庫」ともいわれております。
春には代表的な花「福寿草春」が咲き誇り、秋には紅葉が満開で、冬には雪の銀世界が広がることから一年中楽しめる山として多くの登山者が訪れます。
■大貝戸(おおがいと)登山道
(レベル:初〜中級者向け)
難易度:★★
体力度:★★★
タイム:5時間24分
距離:11.0km
藤原岳の表道で大貝戸登山道をピストンするコースです。
神武神社の脇を直進して登山道に入り、スギ林の中を緩やかに登ります。そのあとは緩やかな坂と急坂をジグラグに登ります。八合目の広場以降は急傾斜が続き、冬は残雪があるため滑らないよう要注意です。山頂には避難小屋の藤原山荘があります。小屋はしっかりした造りで扉もあるので風が入らないです。また中に机・椅子が整備されているので座りながら休憩することができます。
藤原岳登山口 駐車場
料金:無料
駐車台数:25台ほど
休憩所、洗い場、トイレあり
■聖宝寺(せいほうじ)登山道
藤原岳の裏道で聖宝寺登山道をピストンするコースです。
※途中で大貝戸登山道と合流します。
藤原岳 登山口駐車場
料金:300円(普通車)
駐車台数:30台以上
トイレなし
活動記録
2019年12月8日の活動記録です。
聖宝寺登山道⇒藤原岳⇒大貝戸登山道の順に歩きました。
聖宝寺登山道の入口
有料駐車場から400mほど歩いて登山道入口に到着です。
登山道入口手前の広場
12月ですが紅葉が真っ赤でとても綺麗!
10-11月に訪れたら紅葉が楽しめそうですね。
藤原岳の裏登山道
看板から何合目まで歩いたかを確認できます。
7合目を超えた辺りで大貝戸道(表道)と合流します。
藤原岳の裏登山道(9合目)
8合目付近から残雪があり、9合目では5cmほど積雪しています。
藤原山荘に到着
無事に藤原山荘に到着しました。
山頂に雪はありますが、アイゼンなしで歩ける程度の深さ(10cmほど)です。
避難小屋の藤原山荘です。
しっかりした造りで中も広いので、ゆっくり休憩できます。
藤原岳展望台を目指す
写真の山が藤原展望台です。
藤原山荘から歩いて20分程度で到着します。
藤原展望台の手前は急斜面です。
残雪期は日陰で雪が解けないので、滑らないよう要注意です。
藤原岳の山頂(および展望台)
藤原岳の山頂に到着しました。思ったより雪が少なかったです。
藤原岳山頂の眺望
曇っていたので竜ヶ岳が見えたかは微妙です。
が、素晴らしい展望に大満足です!!
一旦、藤原山荘に戻って昼食
冷えた身体を温めるためコンビニ飯をいただきます。
山荘は机・イスが整備されているので座りながらバーナーが使えます。
藤原山荘から天狗岩方面へ
昼食後に藤原岳山荘から天狗岩を目指します。
結果的に天狗岩をあきらめましたが、途中で雪の銀世界を堪能しました。
こちら方面は登山者が少ないので銀世界を独り占めできます。
大貝戸登山道(表道)で下山
帰りは大貝戸登山道(表道)を経由しました。
裏道と同様、看板で自分が何合目にいるかを確認できます。
大貝戸登山道の入口に到着
表道を8合目⇒・・・⇒2合目と経由し、登山道入口に到着です。
写真は神武神社の鳥居です。
神武神社から藤原岳登山道の駐車場へ
藤原岳登山道(裏道)の駐車場まで歩いて向かいます。
駐車場で休憩した後はそのまま帰路につきました。
12月(積雪期)の藤原岳にしては積雪が少なく、雪山初心者の私もアイゼン不要で登ることができました。ただし山頂は約10cmの積雪があり、滑らないよう細心の注意が必要です。雪が不安な方はステッキを利用することをオススメします。
山頂からの展望は素晴らしいものでした。雲がなければ他の鈴鹿マウンテンも見ることができたでしょう。
皆さんにも是非行ってみてください!
では皆さん、またの機会に!